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2016.4月 台湾鉄道紀行(台北~台中~台南~高雄)

ゴールデンウィーク、今年の海外旅行の目的地第一位は台湾だったらしい。今回、行きはマイレージで福岡経由全日空・エバー航空の乗継、帰りは高雄から日本に就航したばかりのタイガーエアー台湾を利用してみた。

1.福岡空港から博多駅往復
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GWで台北直行便がマイレージでは予約できず。大阪経由便もあったが折角なので福岡経由とし、3時間の乗継時間を利用して博多駅へ。福岡空港から地下鉄で片道5分なのでこのような芸当が可能。運よく500系の新幹線が到着する時間だった。
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(左)500系の最後尾にはおもちゃの運転席が (右)期間限定の 500 Type EVA Cafe
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JR九州の在来線、ご存じ水戸岡デザインの凝った車両が続々とやってきて飽きない。
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長崎行の885系つばめ、大分行の883系ソニックが次から次へと発着

2.旧山線・龍騰断橋(高台北~栗苗~三義)
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今回は高鐵は利用せず台鉄で移動。まずは山線の三義駅を目指し、自強号と区間車を乗継ぐ。
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新型の自強号・プユマ号が到着。台北駅にて。
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旧山線の分岐駅である三義の駅舎。信越線でいえば横川駅か。駅前で待機しているタクシーで廃線跡に向かう。
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現在は旧山線の臨時列車が運転する時のみ使用される勝興駅。観光名所となっており、平日にも関わらず地元の人々が一杯。
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勝興駅から車で約15分、龍騰断橋に到着。旧山線の敷設時に使用されていたが、1935年(昭和10年)の大地震で崩壊した。ガジュマルの木が絡みつき枝を伸ばしている
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(左)旧山線の線路から眺める橋 (右)勝興駅近くには峠越えのトンネルが。

3.台中駅
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旧山線を訪れた後は普通列車で約30分の台中駅へ。これは裏口にあたる
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こちらが堂々たる台中駅正面。東京駅とほぼ同じ時期の竣工だけあって雰囲気が似ている。
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現在台中駅は高架線と新駅舎の工事真っ最中。この風景が見られるのも今のうち
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4.台南駅
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台南駅の瀟洒な駅舎。
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昭和な雰囲気が漂う (左)駅正面入口 (右)地下通路
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有人の切符売り場。上の写真は彰化駅にある扇形機関庫
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今回は台南に2泊滞在。台南グルメを味わう。(左上)名物の担仔麺 (右上)牛肉湯 
(左下)メロンの上にアイスクリームとシャーベットがのったデザート (左下)豆花
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5.高雄から南廻線へ
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(左)旧高雄駅舎 (右)高雄も地下駅工事真っ最中で、この風景が見られるのもあと少し
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行先別に切符の自動販売機が並ぶ
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折角ここまで来たので台湾に唯一の残る普快車(機関車が牽引する旧型客車の普通列車)に乗車。窓を開けて風を受けながら車窓からの風景を眺めるのは最高の贅沢。
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坊寮から台東まで約2時間半の道のり。客車は3両編成
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帰路は高雄からLCCのタイガーエアーで成田へ。機内食(有料)も往路のエバー航空より美味しかった。
左は成田到着直前、伊豆大島の三原山

【ひとこと】
・旧山線は既に1998年に新線に切り替えられたが、台湾でも屈指の絶景区間であり不定期の臨時列車が運転されているが、普段は三義駅からタクシーで勝興駅と龍騰断橋を往復するのが普通。今回はタクシーで観光時間を含めて約2時間、800元(3千円弱)だった。
・台南の現在の駅舎は1936(昭和11)年完成の優美な建物で、有人の切符売場が並び、入口・出口改札が分かれていたり、既に日本ではなかなか見ることができない光景には鉄道ファンならずとも懐かしさがこみ上げてくる。将来は再開発計画により駅舎は博物館として残るものの鉄道路線は地下化される計画があるとの事で、訪れるなら今のうち。
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2014.4月 LCCで行く台湾 (その1)製糖工場を走るサトウキビの観光列車

約1年振りの台湾。今回の主な目的は台湾最高峰である玉山(3,952m)登山だが、その前の一日を鉄活動に・・・・という事で、前回近くまで来て寄る事ができなかった、嘉儀駅近くの蒜頭製糖を訪れた。

1.初SCOOT搭乗(TZ201 成田13:55---台北16:30)
スクートはシンガポール航空出資のLCCで、日本へは成田・台北経由のシンガポール便が2012年に就航。他のLCCとは異なり大型のB777を使用している。台北発が早朝朝4時台に空港到着が必要な為利用しにくいが、成田発は昼間であり使い勝手は良い。乗客はシンガポール人と台湾人が圧倒的で、日本人は少なかった。
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(左)機材はシンガポール航空で使用していたB777-200の中古を改装したもの。座席は3-4-3配列で定員は400人程度。大型機なので、チェックイン、搭乗とも結構な行列ができている。(右)搭乗は成田空港第二ターミナルの一番遠い搭乗口から。とは言え沖止めでないので悪天時に濡れる心配なし。
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機内誌は英語だが食事のメニューに日本語は付いていた。但し値段は千円以上、味もイマイチという評判なので、わざわざ注文する事もなさそう。他のLCCと同様、食事持込みは禁止となっているが、それ程厳格ではなく、サンドイッチを食べている乗客もいた。

2.蒜頭糖廠(嘉儀県)
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(左)台北から嘉儀まで高鐵で約1時間20分、蒜頭糖廠までは駅からタクシーで5分、150元(約600円)
(右)入口に静態保存されている蒸気機関車がお出迎え
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製糖工場一帯はテーマパークのようになっている。かつて一帯で採取されたサトウキビの運搬に使用していた鉄道を、観光列車に転用し、週末は台湾人で賑わう。日本人は見かけなかった。乗車は100元(約350円)
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製糖工場で使用されていた機関車・客車・貨車がそのまま保存されており興味深い。
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日本統治時代に建てられた木造駅舎も保存されている
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戦時中に使用されていた「空襲の際の避難図」
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現在は誰も住んでいないがそのまま保存されている宿舎。終戦から70年・・・時間が止まったような感覚。
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サトウキビ列車は工場の中にも入り、かつて台湾を支えた製糖産業の歴史を学ぶことができる。
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3.帰国はバニラエアで(JW102 台北11:05---成田15:15)  
スクートの成田便はあまりに時間が早い為、2014年就航したバニラエアの台北・成田便(一日2往復)で帰国。
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(左)チェックインは中華航空が主に使用している第一ターミナルの一番端のカウンター。尚、横には同じ全日空出資のピーチのカウンターが。行列もなくスムーズ。 (右)バニラ=香草。搭乗は沖止めではなくボーディングゲートから搭乗。
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(左)機内食、「パエリア風ごはん」700円、飲物は150円。この値段であればまあ合格点。 (右)使用機材はA320、配列は3+3。帰りは3時間弱の飛行時間で成田へ。
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(左)シートは革張り。シートピッチはやや狭いが近・中距離であれば許容範囲。(右)成田空港は雨・・・沖止めの為バスでターミナルへ向かう。

【ひとこと】
・往路搭乗したスクートは、搭乗3か月ほど前のセール「片道5,980円」で予約。手荷物・空港税・諸費用込で約10,000円で台湾迄飛ぶことができた。機材もシンガポール航空の中古で、シートピッチも狭くなくこの値段であれば不満はない。尚、日本語サイトはあるものの、英語の直訳でツッコみどころ満載。(HPはこちらへ)

・復路搭乗したバニラエアは、2か月ほど前のセール「シンプルバニラ、TWD3,600」で予約。空港税・諸費用込で円換算約14,000円。バニラは台湾人にも人気があるようで今回も満席だった。HPは同じ全日空系列のピーチと同様シンプルで使いやすい。

・蒜頭製糖は高鐵嘉儀駅からタクシーで5分と気軽に行く事ができる。台湾の製糖産業の歴史を気軽に学ぶことができる場所として貴重。日本統治時代の建物も残されており、嘉儀に行った時には訪問する価値あり。

番外編(高雄の格安宿泊施設から台鉄萌えキャラまで)

1.安い!台湾(格安宿泊施設、一泊朝食付2,700円)
LCC(格安航空)を使うからには、宿泊陽も格安でなくては意味がない・・・という事で今回利用した高雄の「格安宿泊施設」'Single Inn' 。「格安ホテル」とは敢えて書かなかったが、カプセルホテルとホテルの中間と思えば間違いない。詳しくはこちらへ。
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高雄駅から徒歩5分、便利な場所にある。フロント・部屋は地下1階。ご覧の通りシンプルモダンな内装。
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(左)男性用・女性用に分かれ、部屋は区切られてはいるものの音は筒抜けなので、隣の人のいびきが気になる人は受付に置いてある耳栓をどうぞ。また、廊下と個室上部にも隙間があり夜も完全には暗くならない。テレビはあるがヘッドフォンで聞く。(右)部屋着、タオル、歯磨きセット・髭剃り、水は一通り揃っていて、大浴場・ジャグジー・サウナがある。これで朝食付き900元(約2,700円)。駅からも近く、寝るだけと割り切れば一人旅には便利。

2.美味い!台湾(B級グルメ)
高くて美味いのはあたりまえ、街中のふらっと入った食堂の料理が、安くて美味いのが台湾。という事で今回も食費は抑えたが、いずれも外れなし!
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(左)坊寮駅前の食堂で、豚の角煮、麻婆茄子、野菜炒め等、自分が好きなものを少しずつ。80元(240円)
(右)新営駅前の屋台風食堂で、魯肉飯+福州魚丸 45元(130円)
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追分駅前の食堂で。胡麻味噌味の麺+水餃子で100元(300円)。

3.ユルイ!台湾(台湾鉄道故事館土産、台鉄「北湖駅」開業ポスター)
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高鐵台中駅の「台湾鉄道故事館」で見かけがマグネット、45元(約130円)。ロゴの横には小さく登録商標®があるのがご愛嬌。思わず「讃」(いいね!)









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坊寮駅の倉庫に書かれたヘタウマ絵。地元の芸術家・・・ではなく、駅員さんの知り合いに頼んで落書きしたかのようなユルさが味わい深い。
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そして、追分駅で見かけた「北湖駅」(台鐵縦貫線の富岡駅~湖口駅間に新設)オープンを知らせるポスター。台湾でも萌え文化は広まっているが、正々堂々と萌えキャラが台鉄のポスターに登場するというのが、なんとも台湾的。日本だとJRもここまではできないだろう。

Day3: 日本統治時代にできた駅舎巡り(新竹駅、追分駅他)

今回の台湾週末弾丸旅行の最終日は、日本統治時代にできた90~100年の歴史ある駅舎を訪ねた。高鐵(台湾新幹線)を利用し、帰国便出発ギリギリまで時間を有効活用した第3日目の記録を。

1.新竹駅へ移動(台北→高鐵新竹→台鉄新竹)
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(左)台北発8:36→高鐵新竹9:10に乗車。9~11号車が自由席で日曜朝の下り列車で乗車率は2割程度。
(右)このTR28編成は川崎重工製。他に日立製作所製、日本車輛製造製がある。R0016962 - コピー
あっという間に高鐵新竹駅に到着。台湾のシリコンバレーと呼ばれる新竹の新しい玄関口だけあり、空港のターミナルのようなモダンな空間。
R0016967 - コピー  R0016969 - コピー(左)(右)台鉄(在来線)の新竹駅とは離れているが、高鐵開通後に完成した「六家線」で連絡している。停車駅で5つ目、約20分の旅。
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高鐵新竹駅から六家駅への連絡通路。両側のガラスには竹の模様が描かれていた。
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10時過ぎに新竹駅に到着。堂々とした駅舎を背景に東部幹線の列車が発着する。
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(左)風格ある新竹駅のホーム。駅名表示もレトロ (右)跨線橋には新竹駅の歴史が展示されている。落成は1913年(大正2年)という事は、東京駅丸の内駅舎の1年前完成という事になる。
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改札口での一コマ・・・・昭和時代の日本の駅のようだ。奥には寿司の売店があり結構繁盛していた。
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 (左)堂々とした柱 (右)正面からの眺め。新竹駅は1998年に古跡の指定を受け、竣工時の姿に戻すという作業が行われた。現在台湾では保存対象となっている駅舎・鉄道施設は少なくないがここはその先駆け。
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駅の内部はそれ程大きくはない。自動販売機と有人の窓口が並んでいる。
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駅の左側には日本でも見かけなくなった行李房(荷物預かり)が。ご覧の通り日本建築の歴史ある建物。
 
2.海線の木造駅舎
基隆・台北・高雄を結ぶ縦貫鉄道は、日本統治時代に完成した台湾の大動脈であるが、新竹の先にある竹南と彰化の間で「海線」と「山線」に分かれる。海線は蒸気機関車が主力だった時代、勾配を避ける為に新設された路線であるが、沿線には大きな都市はない。一方山線は台湾の第三の都市である台中を擁する為、現在は殆どの優等列車は山線経由となり、海線は寂れてしまった。
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しかし海線には日本統治時代に建てられた日本式の木造駅舎が幾つか残っている。一時間に各駅停車が1本程度しか走らないローカル線であるが、ひっそりと佇むこれらの駅を巡るのも楽しいものである。(右)は3両編成、のどかな車内風景。対面式でなくロングシートなのが惜しい。

(1)大山駅
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昼前に大山駅に到着。下車したのは3人だけ。海線が開通したのは1922(大正11)年であり、駅舎はその時に設置されたもので90年が経過している。
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県の歴史建築物に指定されている有人駅で、保存状態は良い。
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 (左)自動販売機はなく有人の窓口が一つのみ (右)ホーム側から眺めた駅舎。清潔に保たれている。

(2)談文駅
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次に訪れたのは談文駅。無人駅の為か、残念ながら保存状態は大山駅に比べると良くない。
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(左)駅ホーム・ベンチの落書き (右)円型の採光窓がアクセントとなっている。外壁のペンキは剥がれているが・・・

(3)追分駅
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(左)最後に訪れた追分駅は、山線と海線が分かれる彰化の一つ隣の駅。高鐵台中駅にも近い。
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ホームから見た追分駅舎。植木が至る所に置かれ大切に保存されているのがわかる。丁度日曜日で、台湾の鉄オタ風男子のみならず、女子高校生の集団、熟年夫婦、更に若い女性グループが三脚と一眼レフ持参で線路に降りて撮影する等、日本とは一味違った台湾の鉄活動を見る事ができた。
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(左)記念撮影用のボード (右)正面から眺めた駅舎
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駅舎にはひっきりなしに訪れる台湾の鉄道ファンが、切符を買ったりスタンプを押したり思い思いに過ごしていた。

【ひとこと】
・今回訪れた駅舎は完成後90~100年が経過しているが、歴史建造物等に指定され大切に保存されている。

・台湾の鉄道は日本統治時代に整備された事もあり、日本のシステムと似ているので中国語が話せなくてもそれ程不自由な事はなく、海外乗り鉄初心者にも最適。外国でありながら日本の昭和時代の雰囲気に驚かされたり、和む事も多い

・ちなみに、今回の旅行は片倉佳史氏の「台湾に残る日本鉄道遺産」(こちら)を読み実現したもの。読むだけでも興味深いので、こちらも是非。

Day2: 台湾に残る最後の普快車3671号(枋寮→台東)+ 竹田駅の日本語図書館

今回の台湾週末弾丸旅行、2日目のメインイベントは現在台湾に唯一残る「旧型客車で運行される普快車」に乗る事。旧型客車は冷房がなく窓を開けて風景を楽しむ事ができるが、台湾から無くなるのも時間の問題であり、乗れる時に乗っておこう・・・とやってきた次第。現在の時刻表は下記の通り。

尚、普快車乗車の他、予てから訪れてみたかった竹田駅の日本語図書館訪問、花蓮・台湾間を走る日立製の車両を使った人気の「太魯閣(タロコ)号」乗車についても、同時にご紹介を。
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1_20130202195520.png 高雄・枋寮・台東の位置関係は左記の通り。枋寮から台東迄は「南廻線」で、全長97.15km。

南廻線は、台湾を一周する環状鉄道として最後に開通した区間である。険しい海岸線を通過する為、建設は困難を極めたが1992年に開通。全長97.15kmのうち、トンネル区間が38.9kmを占める。




1. 区間車3507次  (高雄7:49→竹田8:46)

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(左)高雄駅の旧駅舎。新駅舎に変わった後も西側に移動して保存されている (右)高雄駅は地下化が予定されているので、この跨線橋を使ってホームに向かう事も近い将来なくなってしまうだろう。
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高雄駅ホームに停車する屏東線の区間車(各駅停車)。高雄---屏東間は電化区間だが、その先は非電化の為、ディーゼル機関車が牽引する客車列車となっている。
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(左)冷房車の為窓は開かないものの客車列車は楽しい。乗客は数えるほど (右)約1時間で竹田駅に到着。

2.竹田駅の木造駅舎とアジア最南端の日文図書館
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竹田駅の木造駅舎は1939(昭和14)年竣工。付近は鉄道公園として整備され、駅舎は町のシンボルとなっている。朝9時前、カップルが静かに楽しんでいたが・・・・
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枋寮から9:30頃到着した区間車で、100人以上の観光客がやってきて、駅前は突然賑やかに。しかし老若男女、思いのままに楽しんでいるのは心温まる光景だ。
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(左)駅長室には制服、タブレット等が展示されていた。 (右)駅舎を出てすぐのところに、池上一郎博士文庫という図書館がある。ここは看板にもあるように、アジア最南端の日本語図書館。
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池上氏は1943年に軍医としてこの地に赴任。晩年池上氏が自らの蔵書を寄贈したが、竹田郷の協力により駅舎脇の木造倉庫が改造され、2001年に図書室として生まれ変わった。
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館長の曾さん(左)と、理事長の劉さん(右)。日本統治時代に日本語教育を受けた世代の人々に親しまれている他、日本と台湾の絆の象徴として訪れる日本人も後を絶たないとの事。この日も理事長自ら付近を案内して頂く等、大いに歓迎して頂いた。竹田駅、図書館についての詳細はこちらへ。
  
3.普快車3671次 (寮12:08→台東14:20)
竹田駅を後に区間車で枋寮へ向かう。先ほど降りた人達が100人以上乗車し、列車は満員。
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(左)枋寮の駅舎 (右)ホームに停車する区間車。非電化区間なので余計な架線もなくシンプル。ここを通る列車はディーゼル機関車が牽引する客車か、ディーゼル車の自強号(特急)のみ。
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(左)切符を購入。約2時間の乗車、100kmで104元(約300円) (右)11:45頃、普快が3両編成で入線。旧型客車は日本製とインド製があるが、この日は3両とも日本製だった。 ( 機関車R318+ SPK32757+SPK32609 + PK32717)
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この日枋寮から乗車したのは30人程度。地元の乗客よりも台北・高雄等から旅行中の台湾人が目立った。日本人の鉄は自分以外にあと1名。
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そろそろペンキも剥がれかけているが、味わいのある車両
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(左)途中駅で列車交換の為停車。(右)最後部から撮影を楽しむ台湾の鐡道迷(鉄道ファン)
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同じ車両に乗り合わせた台湾の鉄ちゃん一家。高雄在住でこれから2泊で台東旅行を楽しむとの事。
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(左)南廻線は海岸線を走る区間が多く、太平洋の景色が満喫できる。しかし旧型客車で窓を開けて風を受ける事ができるのはあと僅か。 (右)時間通り台東駅に到着。

4.太魯湖号281次 (花蓮18:00→台北20:10)
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(左)花蓮駅に停車する太魯閣号 (右)切符。ネットで2週間前に日本で購入し(クレジットカード決済)、現地でパスポートを提示し受取る事ができるので便利。運賃は2時間の乗車で418元(約1,300円)
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シャープな先頭部。TRA=Taiwan Railway Administration(台湾鉄路管理局)
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(左)サイドからの眺め (右)日立製の車両で、JR九州の特急「かもめ」「ソニック」で活躍する885系がベース
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花蓮・台北間を約2時間で結ぶ太魯閣号は、車両も新しく人気があり指定券の確保も難しいとの事。この日も花蓮で既に満席だった。

【ひとこと】
台湾で唯一の旧型客車は消えるのも時間の問題なので、興味がある方は急いだ方が良い。尚、今回は高雄宿泊で南廻線経由で自強号を乗り継ぎ台北に夜到着したが、高鐵(台湾新幹線)を使えば、台北を朝一番に出て日帰りする事も可能。
・竹田駅と図書館は、日本と台湾の絆の象徴としても非常に興味深い場所。普通のツアーでは訪れる機会がない場所なので、台湾南部まで来る事があれば是非訪れてほしい。
プロフィール

Nam Tok

Author:Nam Tok
・鉄道と山を求め、自由気ままに歩き回りたい・・・最近はアジアの乗り鉄、撮り鉄を楽しんでいます。また山登りも、自分の体力・技術にあわせ学生時代から続けています。
・このブログに立ち寄って頂きありがとうございます。鉄道と山の魅力が少しでも伝われば幸いです。
・ちなみにNam Tokとはタイ語で「滝」の意味です。そしてタイ国鉄にはNam Tok線があるだけでなく、Nam Tok駅も存在します。更に、タイ料理で肉、ハーブ、炒った米粉を和えたサラダもNam Tok(大好物!)であり、名前に拝借した次第です。

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