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熊本で青ガエルに逢う~熊本電気鉄道で活躍する東急5000系電車

5月の九州遠征時の鉄活動のメインは肥薩線であったが、宿泊した熊本では早起きして上熊本駅へ向かった。目的は東急で活躍していた5000系、通称「青ガエル」に逢いにいく事・・・・。子供の頃、東横線と言えば緑色の可愛い電車が走っていた事を思い出す人は多いのではないだろうか。

東急5000系とは、1954~1959年に105両が製造された車両で、下ぶくれの愛嬌ある車体はライトグリーンに塗装されていた事から、青ガエルの通称で親しまれた。航空技術を応用した超軽量構造と、最新鋭の電装機器を兼ね備えており、当時としては画期的な車両だった。工業デザイン的にも秀逸と言えるだろう。

1980年頃迄に東横線の運用から退き、1986年迄に全車廃車されたが、地方私鉄に譲渡されローカル線の近代化にも貢献した。しかし譲渡された車両たちも車齢50年を過ぎ殆どが引退するも、現在唯一残っているのが熊本電気鉄道という訳である。
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(左)上熊本駅に時刻表。折角早起きしたのに、始発は意外と遅かった
(右)上熊本のホームは非常にシンプルな造り。誰もいない土曜朝のホームで始発を待つ

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上熊本・北熊本 3.4kmを 9分で結ぶ青ガエル5101A号。単行電車(一両編成)で、上熊本側の運転台は流線型となっている。
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(左)そして北熊本側は運転台に改造されており、「平面ガエル」と呼ばれる (右)熊本電気鉄道のロゴマーク

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(右)(左)5101A号は1957年製造なので車齢55年。よく頑張っているものだ。
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(左)内部のシートは張り替えられている(一部緑色となっているのはご愛嬌)
(右)ワンマンカーなのでこのような表示が追加されている。フォントが味わい深い。
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今の電車のデジタルな運転台と比較すると、重厚で貫禄ある運転台。よく現役で動きますなあ。
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吊革には渋谷109の広告がそのまま残る。30年前の広告がそのまま残っているとは・・・・
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あっという間に北熊本に到着。向こうに見えるのは元南海の車両らしい。
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北熊本の駅は昭和の雰囲気が残り、なかなか味わい深い。単式1面1線と島式1面2線(計2面3線)のホームで、 熊本電鉄で唯一、夜間停泊がある駅である。
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熊本電気鉄道で活躍する車両たち (左)元南海22000形(ズームカー)と、元東急5000系(5102号)
(右)元国鉄モハ71形と、元東京都交通局6000形
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北熊本駅は熊本電鉄の本拠地。車両基地がある関係から、この駅で乗務員が交替する。
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(左)1949年4月1日開業 (右)係員が配置されているが、乗車券の取り扱いは定期券と回数券のみで、普通乗車券の発売は行わない。
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北熊本から藤崎宮前に向かう。使用されているのは元東京都交通局の6000形。

【ひとこと】
・冒頭に述べた通り東急5000系が現役で活躍しているのはここ熊本電気鉄道の2両のみ。車齢50年を超えるもまだまだ元気で活躍しているのは嬉しい限り。
・譲渡直後は熊本電気鉄道用に塗りなおされたが、数年前に東急で走っていた頃の緑色に戻されたという話も泣けてくる。青ガエル目的に熊本迄来る鉄道ファンも多いらしいが、鉄道ファンならずとも元気で活躍しているのを見るときっとこみ上げるものがあるに違いない。
・また、昭和の雰囲気が色濃く残る北熊本駅も捨てがたい。熊本に行く機会があれば是非!ちなみに、熊本迄行かなくても、ご存じ渋谷駅のハチ公前でも止まった5000系は見ることができる。(記事はこちらへ)

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Nam Tok

Author:Nam Tok
・鉄道と山を求め、自由気ままに歩き回りたい・・・最近はアジアの乗り鉄、撮り鉄を楽しんでいます。また山登りも、自分の体力・技術にあわせ学生時代から続けています。
・このブログに立ち寄って頂きありがとうございます。鉄道と山の魅力が少しでも伝われば幸いです。
・ちなみにNam Tokとはタイ語で「滝」の意味です。そしてタイ国鉄にはNam Tok線があるだけでなく、Nam Tok駅も存在します。更に、タイ料理で肉、ハーブ、炒った米粉を和えたサラダもNam Tok(大好物!)であり、名前に拝借した次第です。

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