バンコク経由・ミャンマー周遊(その1. マンダレー)
ミャンマーについて日本人が想い出すのは、アウンサン・スーチー、インパール作戦、そしてビルマの竪琴といった所だろうか。軍事政権が長く続いた事で、危険な国というイメージを持つ人が多いだろうが、国民の殆どが敬虔な仏教徒で、のどかな風景が広がり、懐かしさに溢れた居心地が良い場所である。
10年以上前にヤンゴン・バガンを訪れて以来是非再訪したいと思っていたが、今回念願が叶いバンコク経由で久し振りにミャンマーを訪れる事ができた。(2002年に訪れた時の旅行記はこちらへ)
1.バンコク・ドンムアン空港からエアアジアでマンダレーへ
(左)往路はユナイテッド航空のマイルで、同じスターアライアンスの全日空羽田・バンコク便を利用。バンコク・マンダレーはコスト重視でエアアジア(約USD60)を利用した為、スワンナプーム空港からドンムアン空港に移動。無料シャトルバスで所要約50分 (右)かつてタイの玄関口であったドンムアン空港・国際線ターミナルははLCC専用として見事に復活していた。半分エアアジアのカウンターで、あと半分がタイ国内線を中心に勢力を伸ばすノックエア。
ミャンマーへは現在バンコク・マンダレーに一日1便、バンコク・ヤンゴンに2便が就航されている。
ドンムアン空港の国際線出発は殆どがエアアジア。ここには表示されていないが、ノックエアはヤンゴン便の他、年内中には中距離国際線用に創設される「ノック・スクート」東京便の就航も予定されている。
2.鉄道編(マンダレー駅)
(左)ミャンマー第二の都市で立派な駅舎だが列車の発車回数は環状線があるヤンゴンより随分少ない
(右)切符売場も閑散としていた
駅のホームで出発を待つ人々。表示はビルマ語のみだが、一部の電光掲示板には英語表示があった。
長距離列車の時刻表。ヤンゴン迄所要約15時間で縦揺れが激しいので、普通は利用しないらしい。ちなみに飛行機で約1時間、バスで約8時間。
(左)2等車の木製座席 (右)(下)ドイツ製の機関車(Krauss-Maffei)は1964年製造。50年経っても元気に活躍。
(左)二等客車。当然の事ながら冷房はない (右)二等客車内部。椅子は木製で雨が降ればずぶ濡れとなる
(左)到着したばかりの夜行列車の寝台 (右)「旅行者を暖かく迎えましょう」というステッカーが。実際ミャンマーの人々は外国人に対して非常に親切。
今回は写真撮影のみだったが、次回は是非マンダレー駅から更に奥の方へ旅してみたいものだ。
3.マンダレーの風景
(左)マンダレー駅付近にて、ミャンマー版お好み焼き、約30円 (右)マンダレー近郊にある古都アマラプラにあるウー・ベイン橋(U-Bein Bridge)。全長1.2kmの木造(チーク製)で、観光スポットとなっている。
マハーガンダーヨン僧院(Mahagandhayon Kyaung)は、1914年に創設された国内最大級の僧院の一つ。全国から集まった千人近い僧侶が修行生活を送っている。毎日10:30の托鉢風景。
木の彫刻が見事なシュエナンドー寺院。ミャンマー最後の王朝の「ミンドン王」がここで亡くなったと言われる。
マンダレー王宮はミャンマー最後の王宮で、一辺2kmの四角形の形を堀が取り囲む。1945年の日本軍・英国連合軍の戦闘で焼失後復元されたもの。右側の塔の頂上を登るとこのような風景が広がる。外国人は入園料USD10が必要。
日没前のマンダレー・ヒル。高さは230mあり周辺の街並み、田園風景が一望できる。夕焼けを見ようとする人々が集まってくる。
丘全体が寺院となっており、頂上には仏塔や仏像が。
【ひとこと】
・マンダレーはミャンマー第二の都市で、中心部にショッピングモールが最近建てられる等変貌を遂げつつあるが、ヤンゴンと比較すると人通りも少なく、周辺地域は長閑な風景が広がっている。
・バンコクからミャンマーに入国し周遊する場合、国内線運賃が割高(片道USD100超)なので、ヤンゴンに入るよりもマンダレー迄飛んでしまうのが費用・時間的に有利。エアアジアだとセールでUSD60程度で行く事ができる。空港から市内迄は約40kmあり、タクシーでUSD12だった。
10年以上前にヤンゴン・バガンを訪れて以来是非再訪したいと思っていたが、今回念願が叶いバンコク経由で久し振りにミャンマーを訪れる事ができた。(2002年に訪れた時の旅行記はこちらへ)
1.バンコク・ドンムアン空港からエアアジアでマンダレーへ
(左)往路はユナイテッド航空のマイルで、同じスターアライアンスの全日空羽田・バンコク便を利用。バンコク・マンダレーはコスト重視でエアアジア(約USD60)を利用した為、スワンナプーム空港からドンムアン空港に移動。無料シャトルバスで所要約50分 (右)かつてタイの玄関口であったドンムアン空港・国際線ターミナルははLCC専用として見事に復活していた。半分エアアジアのカウンターで、あと半分がタイ国内線を中心に勢力を伸ばすノックエア。
ミャンマーへは現在バンコク・マンダレーに一日1便、バンコク・ヤンゴンに2便が就航されている。
ドンムアン空港の国際線出発は殆どがエアアジア。ここには表示されていないが、ノックエアはヤンゴン便の他、年内中には中距離国際線用に創設される「ノック・スクート」東京便の就航も予定されている。
2.鉄道編(マンダレー駅)
(左)ミャンマー第二の都市で立派な駅舎だが列車の発車回数は環状線があるヤンゴンより随分少ない
(右)切符売場も閑散としていた
駅のホームで出発を待つ人々。表示はビルマ語のみだが、一部の電光掲示板には英語表示があった。
長距離列車の時刻表。ヤンゴン迄所要約15時間で縦揺れが激しいので、普通は利用しないらしい。ちなみに飛行機で約1時間、バスで約8時間。
(左)2等車の木製座席 (右)(下)ドイツ製の機関車(Krauss-Maffei)は1964年製造。50年経っても元気に活躍。
(左)二等客車。当然の事ながら冷房はない (右)二等客車内部。椅子は木製で雨が降ればずぶ濡れとなる
(左)到着したばかりの夜行列車の寝台 (右)「旅行者を暖かく迎えましょう」というステッカーが。実際ミャンマーの人々は外国人に対して非常に親切。
今回は写真撮影のみだったが、次回は是非マンダレー駅から更に奥の方へ旅してみたいものだ。
3.マンダレーの風景
(左)マンダレー駅付近にて、ミャンマー版お好み焼き、約30円 (右)マンダレー近郊にある古都アマラプラにあるウー・ベイン橋(U-Bein Bridge)。全長1.2kmの木造(チーク製)で、観光スポットとなっている。
マハーガンダーヨン僧院(Mahagandhayon Kyaung)は、1914年に創設された国内最大級の僧院の一つ。全国から集まった千人近い僧侶が修行生活を送っている。毎日10:30の托鉢風景。
木の彫刻が見事なシュエナンドー寺院。ミャンマー最後の王朝の「ミンドン王」がここで亡くなったと言われる。
マンダレー王宮はミャンマー最後の王宮で、一辺2kmの四角形の形を堀が取り囲む。1945年の日本軍・英国連合軍の戦闘で焼失後復元されたもの。右側の塔の頂上を登るとこのような風景が広がる。外国人は入園料USD10が必要。
日没前のマンダレー・ヒル。高さは230mあり周辺の街並み、田園風景が一望できる。夕焼けを見ようとする人々が集まってくる。
丘全体が寺院となっており、頂上には仏塔や仏像が。
【ひとこと】
・マンダレーはミャンマー第二の都市で、中心部にショッピングモールが最近建てられる等変貌を遂げつつあるが、ヤンゴンと比較すると人通りも少なく、周辺地域は長閑な風景が広がっている。
・バンコクからミャンマーに入国し周遊する場合、国内線運賃が割高(片道USD100超)なので、ヤンゴンに入るよりもマンダレー迄飛んでしまうのが費用・時間的に有利。エアアジアだとセールでUSD60程度で行く事ができる。空港から市内迄は約40kmあり、タクシーでUSD12だった。