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2014.11月 一足お先に寝台特急「北斗星」にサヨナラを

2016年3月の北海道新幹線・函館開通時に、青函トンネルを通過する夜行列車の廃止が予定されている。現在日本に残されている数少ない北海道行きの寝台列車「北斗星」「カシオペア」で旅ができるのもあと一年程となった。廃止が近づくと益々予約が取れない上、客層がテツに偏る事が予想される為、一足お先に「北斗星」にサヨナラを言いに北海道を訪れた。

1. 北斗星旅行記(札幌17:12⇒上野9:38)
今回の旅、当初は「金曜夜に上野出発。土曜日札幌で一泊後、日曜夕方の飛行機で帰る」計画だったが、同じ事を考える人が多いようで、みどりの窓口に一か月前の10:00訪れたにも拘わらず、開放B寝台を含め満席。上りも満席との事でしばし途方に暮れる。

しかしその後根気よくキャンセル待ちでみどりの窓口を訪れたところ、出発の2週間程前になって札幌発月曜のB寝台個室・デュエットを確保できた。上野到着は火曜日の朝となるので、休暇を申請していざ11月の北海道へ。
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札幌発17:12は通勤時間帯とあって、入線は僅か10分前。旅情にひたる間もなく写真撮影。
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(左)北斗星・カシオペアで旅行ができるのもあと1年程。この表示も撤去されてしまう (右)乗車券だけで片道約18,000円。その他B寝台で約10,000円・・・LCCや早割がある飛行機と比較するとかなりの割高感。
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(左)函館迄はディーゼル機関車、青いDD51の重連 (左)3号車・B寝台デュエットの個室に乗り込む。尚、意外と空席は多く乗車率は8割程度か?
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(左)2階のB寝台個室からは星空が眺められる (右)1階B寝台個室。JRの浴衣を着てのんびり過ごす。
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ブルートレインに乗るからには是非体験しておきたい食堂車。まずは北海道限定「サッポロ・クラシック」で乾杯
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定員は約28名、テーブルは10組。今回は相席とはならずゆっくりと食事を楽しむ事ができた。
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(左)懐石御膳は北海道の味覚が楽しめる (右)ディナーの予約券も事前にみどりの窓口で購入要。フランス料理は8,500円、懐石御膳は6,000円!しかし食堂車が利用できるのもあと僅かであり奮発。
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フランス料理のコースから「真鯛のポアレ、二種のソース」、「デザート、スペシャルガトーの盛り合わせ。チョコレートが北海道の形をしていたり、オードブルの人参が☆だったり、いろいろと凝っている。
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食堂車隣りにあるラウンジ。その横にはシャワーもある(一回320円、今回は利用せず)
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函館到着21:36、出発21:48。ここで電気機関車に交換するとともに、進行方向が逆になる。
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函館駅にて。この時間食堂車はパブタイムとなっており、予約券なしで利用可能。
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その後青森で再び機関車交換し、一路上野へ向かう。翌朝は出勤の為鉄活動は程ほどに切り上げ熟睡。
ちなみに上野到着アナウンスはこちらへ。
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上野駅13番線ホームに定刻9:38到着。

2. 小樽の鉄道遺跡を訪ねて(小樽駅・手宮線跡・総合博物館)
札幌から電車で約40分、小樽は運河と古い町並みで人気の観光地であるが、鉄道好きにも見逃せないスポットが点在している。
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(左)小樽駅4番ホームには昔の駅名標が残る。 (右)昭和の面影を色濃く残す駅舎
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明治13年に小樽・手宮〜札幌を結ぶ北海道で最初の鉄道として開通した手宮線跡。昭和60年廃線後、近代化産業遺産に指定され、現在遊歩道となっている。市内中心部にあり一般の観光客も多い。
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(左)中心部から少し離れているものの、鉄道ファンなら小樽市総合博物館は必見。転車台が二つ残る他、機関車、客車、ディーゼル車、ラッセル車等が静態保存されている。 (右)博物館手前の手宮線跡の風景。
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博物館内の展示。蒸気機関車「しずか号」等が展示されており、鉄道が北海道開拓に果たした重要な役割がわかる。昭和の鉄道ファンにとっては、上記機関車のプレート、道内急行列車のサボの展示が泣かせる。
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屋外には機関車、ディーゼル車、貨物車、ラッセル車が50両近く展示されており、その数と種類に圧倒される。尚、冬季は車両にカバーが掛けられ見る事ができないので注意。
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機関庫内には動態保存されている蒸気機関車「アイアンホース号」もあるが、展示は夏季期間のみ。
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小樽市総合博物館に関する情報はこちらへ。

3.最後は札幌の紅葉を楽しむ
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北海道大学で最後の紅葉を楽しむ。翌週末は降雪があったようだ。
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明治9年に創業されたサッポロビールの前身である開拓使麦酒醸造所だった跡地にあるショッピングモール「サッポロファクトリー」。当時の赤レンガを残した開拓使時代の歴史をたどる見学施設もある。つたの紅葉が見事。
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【ひとこと】
・「北斗星」は上野・札幌約1200kmを15時間かけて結ぶ寝台特急。今後、廃止に向け予約が益々取りにくくなる事が予想されるが、JR九州の「ななつ星」等の臨時列車を除くと国内の定期運行寝台列車は消える運命にあり、乗れるうちに体験しておきたいところ。今回学んだ教訓としては下記の通り。
(1)平日の上り列車が狙い目
週末の下りは混雑するが、平日の上り列車は比較的確保しやすい。
(2)諦めずキャンセル待ちを!
旅行代理店の北斗星ツアー分の予約の為、一か月前の発売と同時に満席となるが、予約状況によりキャンセルが出てくる。
JR cyber station等で空席状況を調べ、みどりの窓口に照会すると意外と空席が出る事が多い。
(3)最後は、旅行代理店の北斗星ツアー
それでも駄目なら旅行代理店のツアーで申込む事になる。但し多少割高となるので、鉄道ファンとしては直接購入したいところ。

・今回の費用は夕食を含め一人当たり35,000円強。行きの羽田・札幌はスカイマークで9,000円。所要時間、費用を単純に比較すると鉄道の勝ち目はなく、寝台列車の廃止もやむを得ないところか。とは言え愛着のある寝台列車の旅を国内で楽しむ事ができるのもあと僅か。「カシオペア」「はまなす」等、何とか都合をつけてサヨナラ乗車をしておきたいものだ。

運賃(札幌・上野)             18,000
特急料金+B寝台個室(デュエット)     9,500
ディナー(フランス料理)                   8,000
(計)                                                35,500

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プロフィール

Nam Tok

Author:Nam Tok
・鉄道と山を求め、自由気ままに歩き回りたい・・・最近はアジアの乗り鉄、撮り鉄を楽しんでいます。また山登りも、自分の体力・技術にあわせ学生時代から続けています。
・このブログに立ち寄って頂きありがとうございます。鉄道と山の魅力が少しでも伝われば幸いです。
・ちなみにNam Tokとはタイ語で「滝」の意味です。そしてタイ国鉄にはNam Tok線があるだけでなく、Nam Tok駅も存在します。更に、タイ料理で肉、ハーブ、炒った米粉を和えたサラダもNam Tok(大好物!)であり、名前に拝借した次第です。

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