2015.7月の北海道へ(利尻岳登山に始まり、宗谷・石北本線の各駅停車を楽しみ、湧網線の遺構を巡る旅)

今年は一足早く夏休みをとり、梅雨のない爽やかな北海道へ。長年の懸案であった利尻岳の登山と礼文島のトレッキングが最大の目的であるが、折角ここまで行くのであれば宗谷本線の各駅停車に乗っておきたい、そして学生の頃訪れた湧網線の廃線跡を辿ってみたい・・・という事で盛りだくさんの旅となった

1. 前半~山歩き編
(1)利尻岳(1,721m)登山

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(左)利尻島までは羽田から新千歳経由で。夏期のみ一日一往復全日空便あり (右)登山口は約200m。ここから標高差1,500mを一気に登る
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(左)これが「利尻ルール」。携帯トイレ持参必須 (右)携帯トイレ用のブース
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(左)6合目では霧がかかっていたが・・・ (右)登りにつれ視界が晴れ青空になった
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9合目からが正念場。上部は登山道の崩壊が進んでおり歩きにくい箇所もあり
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中高年のツアー登山客が多く、混雑を避けるため4時半に登山を開始、8時頃山頂に到着。静かな頂上で一休み。
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(左)頂上からロウソク岩を眺める。雲海が見事 (右)次第に雲も切れ海が見えるようになった。背景は礼文島
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7合目付近から、上りは見えなかった利尻島を望む。

(2)花の礼文島トレッキング

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翌日は利尻島・鴛泊港からフェリーで約40分の礼文島へ。この日も快晴!
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礼文島南部・知床から元地灯台を通り桃岩を経由し香深港に至る約8kmのコース
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(左)透明度の高い海 (右)桃岩付近からの猫岩を眺める
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トレッキングルートには可憐な花々が咲き乱れる (左)レブンキンバイ (右)レブンウスユキソウ
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このコースからは海に浮かぶ利尻島の姿が終始眺めれる。初心者でも問題ないコース。

2.後半~鉄道編
(1)宗谷本線・稚内~名寄~旭川 

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日本最北端の駅稚内。駅舎は改装されたばかり。駅の外側、内側にそれぞれモニュメント有
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稚内10:52発、名寄14:06着の各駅停車4330Dに乗車。キハ54の単行列車(一両編成)、常時10~15名程度で割と空いており、席は移動し放題、列車の後部に貼り付いて写真や動画も撮り放題(笑)
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味わいのある駅に一つ一つ止まる。(左)幌延駅の跨線橋 (右)紋穂内駅の待合室
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名寄駅に到着。跨線橋を渡り接続する旭川行に乗り換える。
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(左)北海道らしい風景。架線もない単線の線路が続く (右)名寄駅駅舎
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名寄発14:35、旭川着15:59の快速なよろに乗車。この列車は割と混雑しており名寄駅で乗客30名程、席は旭川に近づくに連れ埋まっていった。従って車内を自由に移動する訳にもいかず、写真は殆どなし。

(2)石北本線・旭川~上川~網走(+釧網本線・原生花園)
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(左)旭川発16:15、上川着17:51の各駅停車に乗車 (右)畑の中に現れた北日ノ出駅
上川駅からは翌日のお楽しみという事で駅前旅館に宿泊。素泊まり4,000円、宿泊客は一人で貸切(笑)
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この日のメインイベントは、日本で二番目に長い駅間「上川-上白滝」34.0㎞を走る唯一の普通列車への乗車。上川6:16の始発列車であり、乗車するには上川駅に宿泊するしかない。上白滝には7:04に到着。人家は殆どない。
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味わいのある秘境駅が続く。上白滝・白滝・旧白滝・下白滝と続き、鉄道ファンの間では「白滝シリーズ」とか「白滝四兄弟」と言われている
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遠軽7:52着。ここで列車は方向を変え8:40発で網走へ向かう。昔は石北本線と名寄本線が分岐する鉄道の要衝であった。ホームから眺められる転車台と、雑草が生い茂るヤードの跡が、昔の姿をかすかに偲ばせる。網走駅には11:42到着。
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(左)待ち時間を利用して駅の外で特急オホーツクを撮影 (右)町役場郷土館の横には機関車の静態保存有

(3) 釧網本線・原生花園駅
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網走駅に到着後、湧網線廃線巡りの為にレンタカーを借りる。折角ここまで来たので釧網本線の原生花園へ。
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(左)北浜駅は木造駅舎が健在 (右)エゾキスゲが咲き乱れる原生花園にてキハ40の単行列車を撮影

(4)網走・鉄ちゃんと鉄子の宿
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網走では旧・国鉄保養所を近くの温泉旅館が引き取り運営されている宿に泊まる。内部には資料館もあり、鉄道ファンは必見!以下は資料館の展示品の数々。
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一泊二食付で約7,500円。鉄道部品だけでなく、Nゲージやプラレールの部屋があったり、すぐ目の前が石北本線の線路だったり、鉄道ファンにはかなり魅力的。

(5)旧湧網線・廃線跡巡り
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まず訪れたのは卯原内駅跡地を利用した交通公園9600型蒸気機関車の他、駅舎やホームがそのまま残っており、昔の湧網線を知る者には感涙モノ
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次に訪れたのは計呂地駅跡地の交通公園。公園内にはC58が展示されている他、連結した客車と元保線区詰所であった「駅長の家」に宿泊する事が可能。また駅舎を利用した資料館は普段は施錠されているが、ボランティアの人々により管理されており、連絡をすれば時間帯によっては見学が可能。
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貴重な展示品の数々!
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最後に訪れた中湧別駅鉄道資料館。ここにも様々な遺構が大切に保存されている。
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【ひとこと】
利尻・礼文は6・7月が観光客のピーク。特に中高年向けの登山・トレッキングツアーがこの時期に集中する為宿も混雑するが、8月に入ると徐々に空いてくるとの事。純粋に利尻山登山が目的であれば好天が多い9月もお勧めらしい。しかし高山植物が咲き乱れる今回7月はやはりベストシーズンで、今回は天気に恵まれ本当に幸運だった。
・宗谷本線は本数が少ないが、是非ここまで来たら各駅停車に乗りたい。特に名寄~稚内を走るキハ54は後部の眺めが良く、天塩川、サロベツ原野の風景は勿論、各駅の風情もゆっくり楽しむ事ができる。
・石北本線は宗谷本線よりは本数は多いが、旭川~上川の田園風景、上川・白滝間の最長・常紋峠越えなど見どころ満載
・そして旧湧網線の遺構巡りは、北海道の廃線巡りの中では比較的楽に回れる上に、蒸気機関車・客車・駅の遺構等の保存状態が良く、当時を知る者は勿論、鉄道ファン以外でも楽しむ事ができる。
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プロフィール

Nam Tok

Author:Nam Tok
・鉄道と山を求め、自由気ままに歩き回りたい・・・最近はアジアの乗り鉄、撮り鉄を楽しんでいます。また山登りも、自分の体力・技術にあわせ学生時代から続けています。
・このブログに立ち寄って頂きありがとうございます。鉄道と山の魅力が少しでも伝われば幸いです。
・ちなみにNam Tokとはタイ語で「滝」の意味です。そしてタイ国鉄にはNam Tok線があるだけでなく、Nam Tok駅も存在します。更に、タイ料理で肉、ハーブ、炒った米粉を和えたサラダもNam Tok(大好物!)であり、名前に拝借した次第です。

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