台湾・鉄道旅行のすすめ

1.駅舎の魅力
この下の写真を見て、昭和時代の日本のローカル線の駅と思われないだろか?
実はこれは、台湾の台南近くにある保安という駅に数年前に訪れた時の写真である。この駅は日本統治時代の1920年に建設されており、今も現役で使用されている。屋根は瓦葺で、駅員室にある金庫も当時のものが使用されているらしい。
029 - コピー 030 - コピー
034 - コピー 027 - コピー
 
最近は日本でも古い駅舎がどんどん建て替えられ、どこの駅前も似たような風景になりつつある。台湾ではこの駅のように昭和時代の雰囲気がまだ多く残っているのは、鉄道ファンならずとも嬉しい限りである。

この他にも、東京駅と同じ時代に建設されどこか雰囲気が似ている台中駅、コロニアル風建築の台南駅等、主要駅でもまだまだ個性的な駅舎が残っており、それらの駅を訪れるだけでも「昭和世代」の我々には堪らない経験になるだろう。
154 - コピー 105 - コピー
(左)1917年に建てられた台中駅。史蹟に指定されている 
(右)1936年に完成した台南駅。昔は2階部分がホテルだったらしい。


2.高鐵(台湾の新幹線)
2008年に完成した台湾版の新幹線「高鐵」は、すっかり台湾の人々に溶け込んでいるようだ。以前は台北-高雄間は特急(4時間)、飛行機(1時間弱)との争いだったが、現在では新幹線(1時間30分)に変わった。乗り心地も良く、駅の設備、車内販売等も日本と変わらず安心して利用できる。
362 - コピー 369 - コピー

3.ローカル線の魅力
台湾新幹線だけではなく、ローカル線にも是非チャレンジしたい。お勧めは台北からも日帰りで気軽に行ける「平渓線」。台北からは瑞芳という駅まで列車で40分ほど、そこから平渓線終点まで、山あいの渓谷沿いをゆっくり走っていく片道約1時間の旅である。途中に商店街の中を通ったり、炭鉱の跡を通ったり飽きる事がない。週末は台北からの気軽なレジャーコースとして人気があり非常に混雑するので、できれば平日に。
236 - コピー 246 - コピー
(左上)終点の菁桐駅駅舎の屋根は苔が生していた (右上)菁桐駅で折り返しを待つ
(左下)懐かしい矢羽根の転轍機も日本と同じ (右下)3両編成のディーゼル車

270 - コピー 239 - コピー

4.その他
海外の鉄道は、日本の鉄道のシステムに慣れた日本人からすると戸惑う点が少なくない。例えば中国では列車毎に待合室が指定され発車直前でないと乗車できないし、インドでは指定券を持っていてもそこに他の乗客が座っていてどいてもらうのに一苦労する・・・等。

それに比べると台湾の鉄道は日本とシステムが似ているので、慣れない日本人でも安心して乗車する事ができる。漢字が繁体字なので馴染みやすいという事もある。そしてこれが一番強調しておきたいのだが、台湾の人々が日本人に対して非常に親しみを持って接してくれるという事。困っていれば是非筆談でも良いのでコミュニケーションをとってみてほしい。
101 - コピー 142 - コピー
(左)ホームにある駅弁売り場。ほかほかの肉まんも購入可 (右)高雄駅に止まっているディーゼル車
(下)十分駅にて。台湾でも鉄道ファンは増殖中らしく、グッズを取り扱う売店も!

251 - コピー

台湾鉄道旅行の写真はこちらへ。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Nam Tok

Author:Nam Tok
・鉄道と山を求め、自由気ままに歩き回りたい・・・最近はアジアの乗り鉄、撮り鉄を楽しんでいます。また山登りも、自分の体力・技術にあわせ学生時代から続けています。
・このブログに立ち寄って頂きありがとうございます。鉄道と山の魅力が少しでも伝われば幸いです。
・ちなみにNam Tokとはタイ語で「滝」の意味です。そしてタイ国鉄にはNam Tok線があるだけでなく、Nam Tok駅も存在します。更に、タイ料理で肉、ハーブ、炒った米粉を和えたサラダもNam Tok(大好物!)であり、名前に拝借した次第です。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR