2012.2月台湾鉄道紀行(その2)~鹿港・日月潭

台湾鉄道紀行(その1)の「彰化扇形機関庫」に続き、今回は鹿港と日月潭についてのご紹介を。

1.鹿港
rute_map.gif 鹿港は清乾隆期(1785-1845)には、中国福建と交易する台湾第二の都市として繁栄したが、日中戦争後中国との貿易が絶たれ、港は閉鎖状態に陥ってしまう。そして鉄道が西側の彰化を経由した事もあり、時代に取り残され急速に寂れていった。しかしそれが幸いし、レンガ造りの建物が並ぶ小道や100年以上続く伝統文化が今でも残り、古都として多くの人を惹きつける事となった。

日本の観光客も台北から近い九份を訪れる人は多いが、鹿港まで足を伸ばす人はまだ少ないようで、その意味でも穴場と言えるだろう。最寄駅の彰化からタクシーで約20分、300元程度(800円)で行くことができる。
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中心部にある天后宮。一帯は屋台や商店が並び華やかな雰囲気
 

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鹿港名物の牡蠣が入った卵とじ(可仔煎)が有名。しかしこの日は思いのほか寒かったので牡蠣がたっぷり入ったお粥を。50元(約130円)で体が温まる。

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港町・鹿港には、細いT字路や曲がりくねった道が多く見られる。当時の形がそのまま残る九曲巷付近の風景


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中心部の路地には美味しそうな饅頭やお菓子を売る店が並んでいる。歩きながら食べるのも楽しい

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肉まんの有名店「阿振肉包」。現在8代目が切り盛りする老舗で、肉まんや中華蒸しパンが人気。東京・世田谷にある人気店鹿港は、こちらの肉まんの味に感動した日本人がオーナーに頼み込んで3年間修行を積みオープンしたもの。

2.日月潭
台中からバスで約1時間半。台北から直通するバスもあるが、鉄道ファンとしては時間と手間がかかっても、集集線を利用するルートを採らねば・・・という事で、彰化から列車を乗継ぎ約1時間半の水里駅から、タクシー(500元(約1,300円))で約30分で日月潭に到着。
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墨絵のような風景が広がる日月潭の朝。折角ここまで来たら最低1泊はしてゆっくり過ごしたい。

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(左)日月潭の周辺には遊歩道があり気軽に散策を楽しめる。これは海抜1008メートルの猫蘭山への遊歩道。頂上は気象台があり360度の景色を堪能できる (右)遊歩道の途中には日本統治時代に開発された茶畑がある

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(左)頂上気象台付近にて。この時期は台湾桜が満開
(右)インドのアッサムから植樹した茶の木を改良し、日月潭紅茶を生んだ戦前の技師、新井耕吉郎氏の記念碑

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高台にあるホテルから日月潭を望む。ブーゲンビリアが美しい

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(左)ホテルのプールと日月潭の眺め (右)茶室ではゆったりとした雰囲気で台湾茶を楽しむ事ができる

次回(その3)では、集集線の風景を紹介する予定。

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Nam Tok

Author:Nam Tok
・鉄道と山を求め、自由気ままに歩き回りたい・・・最近はアジアの乗り鉄、撮り鉄を楽しんでいます。また山登りも、自分の体力・技術にあわせ学生時代から続けています。
・このブログに立ち寄って頂きありがとうございます。鉄道と山の魅力が少しでも伝われば幸いです。
・ちなみにNam Tokとはタイ語で「滝」の意味です。そしてタイ国鉄にはNam Tok線があるだけでなく、Nam Tok駅も存在します。更に、タイ料理で肉、ハーブ、炒った米粉を和えたサラダもNam Tok(大好物!)であり、名前に拝借した次第です。

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