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2012.2月台湾鉄道紀行(その3)~集集線

さて台湾鉄道紀行(その3)は集集線の話題を。

集集線は全長29.7km、日本統治時代に水力発電所の建設資材輸送のために敷設された古い路線。一時期はモータリゼーション の進行で経営が落ち込み、廃線の危機にも遭ったが、台湾での鉄道人気と郷土史探訪ブームを受けて、観光路線に生まれ変わった。

駅舎など各所に当時のままの設備が現存しており、ノスタルジックな雰囲気を味わえる。台湾の鉄道人気は相当なもので、週末ともなると家族連れ、カップル、学生のグループ等で賑わう。

日本の鉄道ファンとしても、集集線には、単線の非電化路線を走る3両編成のディーゼルカー、味わいのある駅舎、閉塞タブレット、腕木式信号機、矢羽根付の転てつ器標識、硬券・・・。鉄道ファンの「琴線に触れる」アイテムが満載だ。
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1. 二水(始発駅)を出発
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二水駅で幹線から別れ集集線へ入る。構内には現在は使用されていない青色の客車が放置されていた。
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(左)非電化・単線、南国の風景の中を走る (右)下りの時刻表。片道29.7kmを約50分かけて走る

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集集駅迄バスで来て、集集~終点迄往復する人も多いようで、二水~集集間は比較的空いている。
 
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(左)ディーゼルカーの行先表示。「区間車」は普通列車の意味 (中)運転席にはこんな注意書きが 
(右)一番前・後の車両はかぶりつきの特等席。クリックすると短い動画がご覧頂けます。
 

2. 集集駅
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集集駅舎正面。日本統治時代、1930(昭和5年)に建てられた味わいのある駅舎。1999年の台湾中部大震災で倒壊したが、見事に復元された。

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駅前には阿里山鉄道で使われていたシェイ式蒸気機関車が静態保存されている。ピカピカに磨かれており大切にされているのが判る。

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(左)集集駅・改札口側。旧正月の後だったからか、たくさんの提灯が飾られていた
(右)ノスタルジックな風景を楽しみに地元の行楽客が次々と訪れる。天井のレトロな照明器具にも注目。

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(左)集集駅の手動ポイント操作機  (右)懐かしい転てつ器標識

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(左)集集駅前には名産のバナナを売る屋台が並んでいる。バナナもいろいろな種類がある事がわかる
(右)こちらも名産サトウキビのジュース。ほんのり甘く、素朴な味だった

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集集駅で下り列車を待つ行楽客。駅舎からは線路を横切りホームに出る。みな思い思いに写真撮影中。

3.水里駅・車埕駅(終点)
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(左)水里駅に到着したディーゼルカー (右)水里は集集線沿線で最大の町で、日月潭行きのバスが発着する

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(左)終着駅、車埕(ツァーツェン)はかつて林業の町として栄え、周辺の山々で伐採された木材が集められていた。林業の没落と共に寂れたが、最近は観光ブームにより再び注目を集めている (右)名物の木桶弁当も購入できる

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かつてはコンクリートの駅舎だったが1999年の大地震で倒壊。その後味わいのある木造駅舎に建て替えられた。「台湾で一番美しい駅」とも言われている。詳細はこちらへ。

【ひとこと】
・集集線は土日は混雑しているので、できれば平日の方がのんびりと楽しめる。
・列車は2時間に1本程度と本数が少なく、すぐに折り返してしまうので、列車を一本見送るように予定を組む必要あり。
・単線の為、列車の交換は濁水駅で行われるので、タブレット交換は見逃さないようにしたい。
・最後に、今回使用した切符の画像を。 
 スキャン0001 (2)  切符  切符2  
(左)高鐵・自由席(675元(約1,900円)) 約160km を1時間で結ぶ。ちなみに東京--静岡間(営業キロ180km)の新幹線自由席5,670円と比較し三分の一と割安!(日本が高すぎるのか・・・・) 
(中)集集線・硬券(15元(約40円)) (右)成功駅・自動販売機で購入

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Nam Tok

Author:Nam Tok
・鉄道と山を求め、自由気ままに歩き回りたい・・・最近はアジアの乗り鉄、撮り鉄を楽しんでいます。また山登りも、自分の体力・技術にあわせ学生時代から続けています。
・このブログに立ち寄って頂きありがとうございます。鉄道と山の魅力が少しでも伝われば幸いです。
・ちなみにNam Tokとはタイ語で「滝」の意味です。そしてタイ国鉄にはNam Tok線があるだけでなく、Nam Tok駅も存在します。更に、タイ料理で肉、ハーブ、炒った米粉を和えたサラダもNam Tok(大好物!)であり、名前に拝借した次第です。

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