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肥薩線(その2)しんぺい号で矢岳越え(吉松→人吉)

さて、前回の肥薩線その1(こちら)に記載した通り、嘉例川駅・大隅横川駅を満喫した後、「はやとの風」で吉松に到着した。吉松は肥薩線と吉都線が乗り入れているが、かつて両線は鹿児島本線と日豊本線だった訳で、幹線の分岐駅として、人のみならず物資の流れの中継点として、最盛期には随分栄えたという。

鉄道関係の人々が多く住み、吉松機関区には多くの蒸気機関車が活躍していたというが、それも今は昔。現在はローカル線の分岐駅に過ぎないが、駅前にはC55型蒸気機関車が静態保存されている他、小さな鉄道博物館もあり、当時の繁栄を偲ぶ事ができる。
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(左)吉松駅に静態保存されているC55型機関車 (右)博物館には閉塞機や転てつ器標識が展示されていた
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吉松は幹線の分岐駅で島式ホーム2面4線。発車を待つしんぺい号は3両編成。ちなみに人吉発吉松行きの下り列車を「いさぶろう号」、上り列車を「しんぺい号」と呼ぶ。
R0013386.jpg R0013399.jpg R0013387.jpg (左)車両はS56年製だからもう31年目だが、改装されておりな古さは感じさせない (中)吉松駅跨線橋には昔のままの駅名標が残る (右)「いさぶろう」とは人吉・吉松間が建設された当時の逓信大臣・山縣伊三郎、「しんぺい」は鉄道院総裁の後藤新平
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(左)座席はレトロなボックスシート (右)運転席。ちなみにスイッチバックを通過する時は3両編成の一番前と後を運転手が行き来して方向を変える。ご苦労様です。
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(左)客席とトイレとの間は洒落た暖簾で区切られている (右)車窓風景を存分に楽しめる。この日は平日で乗車率は5割程度。年配のグループが7割、子供連れが2割、残りの1割が鉄オタ単独行動(若い女性も)というところか・・・・
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嘉例川駅の手書きパンフレット。吉松-人吉間のスイッチバックについても記載されている
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(左)1つ目の真幸駅では約5分停車 (右)山の中をスイッチバックで登っていく (この写真だとなかなかスイッチバックの魅力が伝わらないので、詳細は外部リンクをどうぞ)
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2つ目の矢岳駅でも約5分停車。表示板と駅舎が昔のままの状態で残っているのが嬉しい
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3つ目の停車駅、大畑(おこば)駅。駅舎の窓には訪れた人々の名刺が一面に貼られている。
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吉松駅から約35km、約80分で人吉駅に到着。ホームには人吉の郷土玩具「きじ馬」が出迎え。

【ひとこと】
・肥薩線の難所である人吉・吉松間は、日本三大車窓の一つに数えられ、晴れていれば霧島連山、桜島も見られるという。(残念ながら今回は雨で見られなかったが・・・)しかし晴れていなくとも、スイッチバック・トンネル・ループ線が連続、明治時代の駅舎が残るこの区間は、鉄道の魅力が凝縮されている。

・いさぶろう・しんぺい号は一日2往復。途中の三つの駅には約5分程度停車し写真撮影ができるし、景色が良い所は徐行運転、停止するサービスぶり。運賃にプラスする指定席券は500円と割安であり、JR九州がいかに力を入れてこの区間の鉄道旅行の魅力を伝えようとしているかが判る。一日5往復(※)で普通に考えたら大赤字で廃止されても不思議はない区間・・・是非今後も応援したいものだ。

(※)真幸駅の時刻表です
肥薩線



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Author:Nam Tok
・鉄道と山を求め、自由気ままに歩き回りたい・・・最近はアジアの乗り鉄、撮り鉄を楽しんでいます。また山登りも、自分の体力・技術にあわせ学生時代から続けています。
・このブログに立ち寄って頂きありがとうございます。鉄道と山の魅力が少しでも伝われば幸いです。
・ちなみにNam Tokとはタイ語で「滝」の意味です。そしてタイ国鉄にはNam Tok線があるだけでなく、Nam Tok駅も存在します。更に、タイ料理で肉、ハーブ、炒った米粉を和えたサラダもNam Tok(大好物!)であり、名前に拝借した次第です。

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