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肥薩線(その3)~SL人吉(人吉→熊本)

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さて肥薩線シリーズ(その1・2)に続き、(その3)では、熊本・人吉間を結ぶ観光列車「SL人吉」の乗車記録を。

「SL人吉」の魅力はというと・・・
1.大正時代に製造された、日本最古参の現役蒸気機関車8620型が牽引
2.3両の客車は、「和」をイメージした統一感のあるデザイン
3.風光明媚な球磨川沿いの風景を楽しめる
4.客室乗務員のフレンドリーなサービス (車窓・途中駅ガイドの他、写真撮影にも気軽に応じてくれる)
5.金・土・日曜日に熊本・人吉間を1往復。特別料金(指定券)は800円と割安

SL人吉に関しては蒸気機関車の修復、客車の改装等で約4億円を投資しているらしい。莫大な投資を肥薩線単独で回収するのは難しいだろうが、人吉温泉の宿泊客増加を始め、SLや肥薩線目当てに本州から九州への客が増加すれば、JR九州全体の収益向上が期待できる。地域活性化という観点からも貢献度は非常に高いと言えるだろう。
R0013445.jpg R0013456.jpg(左)人吉駅改札口の暖簾。SL人吉のテーマカラー(茶色)と合わせデザインされている
(右)人吉駅の機関庫で待機する蒸気機関車58654号
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駅の跨線橋を越え徒歩約5分、転車台・SL館(無料)に向かう。転車台が間近で眺められるのは嬉しい限り
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SL館の展示品の数々。SL館には国鉄OBの方がいて、質問に答えてくれる。
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8620型機関車は、大正時代に製造された日本最古参の現役蒸気機関車。動軸は3本あるがC形は名乗らずに、製造された大正時代の車番のまま使用されている。58654機は大正11年(1922)、日立製造。長崎本線を皮切りに唐津線、筑豊各線、湯前線等九州で活躍し、昭和50年(1975)に廃車され静態保存された。そして昭和63年(1988)に整備の上、豊肥線の「SLあそBOY」、肥薩線の「SL人吉号」として復活。その後故障により一旦運行離脱したが、平成21年(2009)、新客車での運行が再開された。R0013504.jpg
1号車の内部。機関車の模型が展示されている
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2号車はまた違った雰囲気。暖簾やガラスのドアのデザインも統一感あり。
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(左)指定券(東京駅で購入)800円+運賃で乗れる
(右)2号車の売店ではスナック・飲み物の他、SL人吉の記念グッズが販売されている
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手書きの温かみのあるパンフレットが、人吉駅乗車直後に客室乗務員により配布される
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(左)2号車売店で購入したピンバッチ(いさぶろう・しんぺい/ SL人吉)
(右)3号車の一番後ろは誰でも入れるラウンジとなっている
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美しく磨き上げられた機関車。大切に使われているのが判る。
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(左)一勝地駅で約5分停車  (右)白石駅も昔の雰囲気のまま保存されている。駅前のポストが渋い。
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白石駅で下り列車を待つ。10分弱の停車時間
を利用し、駅舎や機関車写真撮影も可能。
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(左)八代駅は肥薩線の起点。ここから鹿児島本線に入る。(右)短い区間ではあるが新八代から熊本迄九州新幹線に乗るために八代で下車。(画像をクリックすると八代駅発車の動画がご覧いただけます)

【ひとこと】
・SL人吉は金・土・日一往復、熊本・人吉間を運行。夏休み等は平日でも運行される。客室乗務員の話では、土・日は満席となる事も多く、特に熊本発の下りは指定券の確保が難しいとの事。今回は金曜日の上り列車で空いておりゆっくり楽しめた。日程の都合がつけば、金曜日がお勧め。

・車両のデザインを含め、これだけ徹底したSL体験ができるのは貴重であり、JR九州の英断に脱帽。そして特筆すべきなのが、客室乗務員の笑顔・サービス、地元の人々の「おもてなし」等、ソフトの面がハードに劣らず印象的だった事。鉄道ファンでなくても是非体験してほしい。

<補足>SL人吉のデザインについて
・デザインを担当するのは水戸岡鋭治氏率いるドーンデザイン研究所。JR九州の列車・駅・広告等全てに係わっており、革新的かつ統一感がとれたデザインは評価が高い。

・SL人吉のデザインは「和」のテイストで統一されており、車内の売店で販売されているグッズも、思わず購買意欲をそそられる。この絵葉書もデザインが素敵で迷わず購入してしまった。

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Nam Tok

Author:Nam Tok
・鉄道と山を求め、自由気ままに歩き回りたい・・・最近はアジアの乗り鉄、撮り鉄を楽しんでいます。また山登りも、自分の体力・技術にあわせ学生時代から続けています。
・このブログに立ち寄って頂きありがとうございます。鉄道と山の魅力が少しでも伝われば幸いです。
・ちなみにNam Tokとはタイ語で「滝」の意味です。そしてタイ国鉄にはNam Tok線があるだけでなく、Nam Tok駅も存在します。更に、タイ料理で肉、ハーブ、炒った米粉を和えたサラダもNam Tok(大好物!)であり、名前に拝借した次第です。

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