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Day2: 台湾に残る最後の普快車3671号(枋寮→台東)+ 竹田駅の日本語図書館

今回の台湾週末弾丸旅行、2日目のメインイベントは現在台湾に唯一残る「旧型客車で運行される普快車」に乗る事。旧型客車は冷房がなく窓を開けて風景を楽しむ事ができるが、台湾から無くなるのも時間の問題であり、乗れる時に乗っておこう・・・とやってきた次第。現在の時刻表は下記の通り。

尚、普快車乗車の他、予てから訪れてみたかった竹田駅の日本語図書館訪問、花蓮・台湾間を走る日立製の車両を使った人気の「太魯閣(タロコ)号」乗車についても、同時にご紹介を。
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1_20130202195520.png 高雄・枋寮・台東の位置関係は左記の通り。枋寮から台東迄は「南廻線」で、全長97.15km。

南廻線は、台湾を一周する環状鉄道として最後に開通した区間である。険しい海岸線を通過する為、建設は困難を極めたが1992年に開通。全長97.15kmのうち、トンネル区間が38.9kmを占める。




1. 区間車3507次  (高雄7:49→竹田8:46)

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(左)高雄駅の旧駅舎。新駅舎に変わった後も西側に移動して保存されている (右)高雄駅は地下化が予定されているので、この跨線橋を使ってホームに向かう事も近い将来なくなってしまうだろう。
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高雄駅ホームに停車する屏東線の区間車(各駅停車)。高雄---屏東間は電化区間だが、その先は非電化の為、ディーゼル機関車が牽引する客車列車となっている。
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(左)冷房車の為窓は開かないものの客車列車は楽しい。乗客は数えるほど (右)約1時間で竹田駅に到着。

2.竹田駅の木造駅舎とアジア最南端の日文図書館
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竹田駅の木造駅舎は1939(昭和14)年竣工。付近は鉄道公園として整備され、駅舎は町のシンボルとなっている。朝9時前、カップルが静かに楽しんでいたが・・・・
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枋寮から9:30頃到着した区間車で、100人以上の観光客がやってきて、駅前は突然賑やかに。しかし老若男女、思いのままに楽しんでいるのは心温まる光景だ。
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(左)駅長室には制服、タブレット等が展示されていた。 (右)駅舎を出てすぐのところに、池上一郎博士文庫という図書館がある。ここは看板にもあるように、アジア最南端の日本語図書館。
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池上氏は1943年に軍医としてこの地に赴任。晩年池上氏が自らの蔵書を寄贈したが、竹田郷の協力により駅舎脇の木造倉庫が改造され、2001年に図書室として生まれ変わった。
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館長の曾さん(左)と、理事長の劉さん(右)。日本統治時代に日本語教育を受けた世代の人々に親しまれている他、日本と台湾の絆の象徴として訪れる日本人も後を絶たないとの事。この日も理事長自ら付近を案内して頂く等、大いに歓迎して頂いた。竹田駅、図書館についての詳細はこちらへ。
  
3.普快車3671次 (寮12:08→台東14:20)
竹田駅を後に区間車で枋寮へ向かう。先ほど降りた人達が100人以上乗車し、列車は満員。
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(左)枋寮の駅舎 (右)ホームに停車する区間車。非電化区間なので余計な架線もなくシンプル。ここを通る列車はディーゼル機関車が牽引する客車か、ディーゼル車の自強号(特急)のみ。
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(左)切符を購入。約2時間の乗車、100kmで104元(約300円) (右)11:45頃、普快が3両編成で入線。旧型客車は日本製とインド製があるが、この日は3両とも日本製だった。 ( 機関車R318+ SPK32757+SPK32609 + PK32717)
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この日枋寮から乗車したのは30人程度。地元の乗客よりも台北・高雄等から旅行中の台湾人が目立った。日本人の鉄は自分以外にあと1名。
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そろそろペンキも剥がれかけているが、味わいのある車両
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(左)途中駅で列車交換の為停車。(右)最後部から撮影を楽しむ台湾の鐡道迷(鉄道ファン)
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同じ車両に乗り合わせた台湾の鉄ちゃん一家。高雄在住でこれから2泊で台東旅行を楽しむとの事。
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(左)南廻線は海岸線を走る区間が多く、太平洋の景色が満喫できる。しかし旧型客車で窓を開けて風を受ける事ができるのはあと僅か。 (右)時間通り台東駅に到着。

4.太魯湖号281次 (花蓮18:00→台北20:10)
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(左)花蓮駅に停車する太魯閣号 (右)切符。ネットで2週間前に日本で購入し(クレジットカード決済)、現地でパスポートを提示し受取る事ができるので便利。運賃は2時間の乗車で418元(約1,300円)
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シャープな先頭部。TRA=Taiwan Railway Administration(台湾鉄路管理局)
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(左)サイドからの眺め (右)日立製の車両で、JR九州の特急「かもめ」「ソニック」で活躍する885系がベース
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花蓮・台北間を約2時間で結ぶ太魯閣号は、車両も新しく人気があり指定券の確保も難しいとの事。この日も花蓮で既に満席だった。

【ひとこと】
台湾で唯一の旧型客車は消えるのも時間の問題なので、興味がある方は急いだ方が良い。尚、今回は高雄宿泊で南廻線経由で自強号を乗り継ぎ台北に夜到着したが、高鐵(台湾新幹線)を使えば、台北を朝一番に出て日帰りする事も可能。
・竹田駅と図書館は、日本と台湾の絆の象徴としても非常に興味深い場所。普通のツアーでは訪れる機会がない場所なので、台湾南部まで来る事があれば是非訪れてほしい。
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Nam Tok

Author:Nam Tok
・鉄道と山を求め、自由気ままに歩き回りたい・・・最近はアジアの乗り鉄、撮り鉄を楽しんでいます。また山登りも、自分の体力・技術にあわせ学生時代から続けています。
・このブログに立ち寄って頂きありがとうございます。鉄道と山の魅力が少しでも伝われば幸いです。
・ちなみにNam Tokとはタイ語で「滝」の意味です。そしてタイ国鉄にはNam Tok線があるだけでなく、Nam Tok駅も存在します。更に、タイ料理で肉、ハーブ、炒った米粉を和えたサラダもNam Tok(大好物!)であり、名前に拝借した次第です。

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